スタッフがお届けする、めりかな「(あ)めりかな(だ)」の風景をお楽しみ下さい。
現地アメリカ、カナダの生の情報が満載です。

5/15/2014

アリゾナ州のザ・ウェーブに行って来ました!

世界の果てまでイッテQ!で世界一見るのが難しい絶景と紹介されたウェーブに行って来ました!
今回は金曜日が休みの連休で月曜日、火曜日も有給を取り、
4回抽選が出来る様に準備して行ってきました。
木曜日、仕事を終え、渋滞が減るくらいまで待って、いざ出発。9時くらいに出ました。
(今考えるともっと早く出ておけばよかった。)
カリフォルニアのロングビーチからユタのカナブまで約8時間。
4泊キャンプをする予定で抽選をする町まで金曜日の抽選に間に合うように行ったのですが、長かった...。

一日目
金曜日の5時過ぎに無事に到着。ユタでは1時間進んでいるので現地時間では6時過ぎ。
思っていたより立派なビジターセンターで今は抽選をやってます。
申し込み開始の8時半まで駐車場で休憩。この時点で駐車場には私だけ。
8時くらいになって、周りを見ると駐車場に収まりきらない程の車が集まっていました。
この日の抽選では140人以上で60組以上の申し込みがあり、抽選はビンゴマシーンで。
二人組み...二人組み...と当たっていき、
「まだ、6人行けるよ」とレンジャーが言っていた矢先の次の抽選で
番号を発表する前にレジャーから「Sorry to say that…」と始まり、
なんと6人組が当たってしまって、そこで終了。
「ガーン!」私を含め、部屋に入りきらない程いた人たちの落胆といったら...。
私は4回まではと考えていたので、早々に引き上げ町のキャンプ場に行ってキャンプの準備。
MotorhomeやTravel Trailerなどで来る人が結構多いのでその為の施設も結構あり
テントでのキャンプも出来る為、この辺で節約できます。
なんせ車が大喰らいなので、ガソリン代が高くなってからはこの辺で節約してます。
キャンプも好きなのでいいんですけど。
徹夜でもあまり眠くなかったので、
この日はグランドキャニオンのノースリムの方のオフロードを走りに行ってきました。
ノースリム自体へのアクセスは冬期間クローズです。残念ながら。
帰ってきて、暗くなると共に就寝。二日目に備えます。

二日目
この日も抽選の為、ビジターセンターに8時くらいに行き、当たっても、外れても今日の予定を考えなくてはならないのでレンジャーにいろいろ聞いて時間をつぶす。
9時になり抽選開始。この日は94人で41組。
二人組みが当たって行き、あと二人という所で私の番号「6番」が呼ばれ、私は大喜び、
他の人たちは落胆といった感じです。
しかし、私は一人だったので最後の一人の抽選が残っているとレンジャーが告げると、
一気に盛り上がり。でも一人で来ている人はそんなにいないので、
当たっても行けるのは一人だけ、どうするか?と迷っていたりと。
この時、私は余裕があったので見ていて楽しかったです。
レンジャーも当たったらどうするか、すぐ決めてと念を押すなどしてから、
ガラガラとビンゴマシーンを回します。
で、ヨーロッパから来た人らしい白人男性が当たったのですが、この人は即答で一人で行くと答え、
ここで終了。
この人、ずるして二人で来てましたけど...。
こういうことする人がいると、
今後は残った人数分のグループしか受け付けないとかってなるかもしれませんね。

当たった人たちはその場に残り、
一人7ドル払って、注意事項や行き方の案内などの説明会がありました。
その時に明日の天気は60%雨が降るという事で、この60%は降る確立ではなく60%の地域で雨が降るという事でした。雨が降ると降雨量にもよりますが、アクセスするオフロードがぬかるみ、四駆でも通れなくなるという事なので、この日のキャンプはオフロードを入っていったアリゾナとユタの州境にあるキャンプ場でキャンプする事にしました。
ここには水がないのがちょっと難点。
まぁ、それは分かっていたので5ガロンの容器で水は持ってきましたが。

これが案内書と許可証。
緑の許可証の半分は車の見えるところに置いて、半分はバックパックなどに付ける様に言われました。
この日も雨が降るとの予報があったので、さっさと町中のキャンプ場に戻って、シャワーを浴び、この場所を引き払ってトレイル近くのキャンプ場に向かうことにしました。州境にあるキャンプ場はタダですし。
カナブから89号線をページの方へと向かい、暫くすると目的のオフロードの入り口へ。
言ってた通りの細かい粘土の砂でそれなりの量の雨が降ったら、
四駆でもぬかるみにつかまったら出られなくなりそうです。
途中、水が通った後などもあり雨が多いと通れなくなるというのは大げさなことではなかったようです。
結局、そんなに雨はふりませんでしたが。
トレイルの駐車場から1マイルくらいのところにこのキャンプ場はありますので最悪の場合は歩いてでもいけると思って早めに行くことに。
各サイトにはテーブルと火をたくスペースがあり、トイレも2個あります。
この設備が無料で使用できるというのがすごいです。
もう少し近ければ、このあたりに頻繁にキャンプに来てもいいと思うのですが、ちょっと遠いです。
写真の岩山の向こう側にウェーブがある地域になります。レンジャーに今日はこのキャンプ場に泊まると話したら、この岩山を超えるルートと思われたのか、
「それは大変だぞ!」と驚かれました。
まさか、そんなルートは取りませんというやり取りがあり、
国立公園などとは違い、基本的にはどこを歩いてもいいようです。
この日はキャンプ場の近くのトレイルを散策し、就寝。

三日目
いよいよ、ウェーブに行ける当日です。
Wire Pass Trailheadというトレイルを行き、途中から道を外れて行く様になっています。
トレイルの駐車場には案内版とトレイルの出入記録を記帳する様に案内がありますが、
戻った記入がないからといって誰かが探しに行くことはないということでした。
途中からトレイルやサインなどは何もないのでレンジャーの方からは結構大げさでは?
と思う様な言い方をしますが、夏に迷ったりしたら確かに大変なところです。なんせ暑いですから。
この時も水は重くても1ガロン持って行けと言われてました。
記入しましたのでの、いざ出発です。
約1キロくらいはトレイルにそって行きます。
雨が降ったときなどはここは川になるのだと思いますが、
乾燥時期は2斜線の道路くらいの幅があります。
もらった案内図には所々、キーポイントとなる写真があり
それを頼りに写真と同じ風景を探しながら歩きます。
最初のポイントはこのトレイルからの分かれ道で川底から上っていくような感じでそれて行きます。
このあたりはまだ、普通のトレイルの様な道になっていて分かりやすいです。
暫く行くと砂地があったり結構急な岩肌を登ったりと、砂地だと足跡があり分かりやすいのですが、
一旦岩場になると案内図が頼りになります。
砂が細かいので砂地を歩いていると結構疲れます。
まだ、早朝で暑くはなかったのですが、これが夏場で30度以上とかあるとかなり疲れそうです。
足跡の奥の岩場を登っていきますが、このあたりから入場制限のされているエリアになります。
途中、いろいろな景色を楽しみながら、帰りの道の風景など写真に撮ったり、かなりゆっくりペースで向かいました。抽選であたらなくてもかなりの絶景が見られるところにいけるんだなぁと途中うろうろしながらウェーブへ向かいます。


いろいろな場所が縞々にで、これが綺麗に削れた場所がウェーブなのかなぁ、など期待が膨らみます。
ここは昨日のキャンプ場から見た岩山の反対側。反対側は結構縞模様になっていました。
最後にここを登るとウェーブへの入り口があります。
砂地を登るので着いたときには汗だくでした。
ようやく、ウェーブに到着です。まだ、10時くらいなので影があり、
明るいところと暗いところの差が大きく写真で撮るのがむずかしい。
上りきるといきなり、この景色です。カメラの視野と肉眼ではかなり違いますが...。
他の場所でも縞の層はあるのですが、この様に綺麗に削られているところは少ないようです。
この谷間を奥まで行くと丁度四つ角のような感じで上へと行く、たぶん水が流れてきた方向と流れ出る方向にという感じで分かれています。
写真で見るより黄色がかった部分やピンクっぽい部分などの色があり、
層になっているのとは別な模様が出ていたりとすごいの一言です。
砂が固まった岩ということで制限されているのが理解できます。
1日に何百人も来てはすぐに磨り減ってしまいそうです。あまり広い場所ではないですし。
これが一番有名なアングルではないでしょうか?ちょっと登って見下ろす感じです。
人が移っていた方がどういう地形なのか分かり易いかと。
一日に20人しかいないので人が居たとしても、皆さん協力的で撮りたい写真が撮れます。
最初の抽選日の人達全員が来ていたらこういう写真は撮れませんね。
無制限に人が来られるとなった場合に何人来るだろうというのを想像すると、ちょっとゾッとします。

ある程度、ウェーブは堪能したので、ウェーブ周辺の探索に。
他の場所でもいろいろな模様や景色が堪能できます。
正面からみると丁度三本の塔が建っている様で、クレムリンを思い出しました。
横から見ると外側が長く繋がっていて、いろいろな色が綺麗です。
ウェーブより少し登った所にあったSwirlのような模様。
ウェーブの外側を少し登ったところから見た景色。奥の方がキャンプ場の方向です。
他にもいろいろ綺麗な模様や景色があり、3時間くらい散策してきました。
だんだんと雲行きが怪しくなってきたので2時くらいに帰りました。
帰りは多少雨が降りましたが、たいした問題もなく楽しめました。
時間に余裕がある方や、機会がある方はぜひ行って見てください。
Webサイトからも10人まで抽選で申し込めますので、
申し込んで当選したら休みを取って行くというのもいいと思います。
アメリカだから比較的可能な意見だと思いますが。

前の日から結構歩き、かなり疲れたのでウェーブから引き上げた後、アーチーズなど行こうかな?と思っていたのですが、そのまま帰ることにしました。
再び、長距離運転です。

3/13/2014

シルク・ドゥ・ソレイユ「アマルナ」ロミオとミランダのラブストーリー3月20日(木)から

幻想的な世界観とアクロバティックな技で魅せるカナダのエンターテイメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」(以下シルク)。 彼らの32番目のショーとなる「アマルナ」のニューヨーク公演が、3月20日(木)から始まる。 「アマルナ」は2012年、モントリオールで初演。キャストの7割が女性で、シルクの歴史の中では、やや特異といえる。これまでに世界各地で開催され、ラスベガスなどの常設公演よりも規模が小さいとはいえ、そのクオリティーに遜色はない。 今回の会場は、NYメッツの本拠地シティー・フィールド。駐車場にサーカスの原点ともいえる「テント(ビッグトップ)」が設置される。 監督および脚本を担当したのは、アメリカン・レパトリー・シアターの芸術監督で、2013年のトニー賞を受賞したダイアナ・パウルス氏。ブロードウェーミュージカル「ポギー・アンド・ベス」、「ピピン」などの監督としても活躍している。 「アマルナは、フェミニズム(男女同権主義)と、我々の生きる世界の繋がりを、これまでとは違った方法で表現している」とパウルス氏。 また「この作品は仕事、女性の声へのオマージュだ」と語るのは、クリエーション・ディレクターのフェルナンド・レインビル氏。 「ショーには、女性からの視点を多いに反映させている」と、付け加えている。

「アマルナ」とは、母を意味する「アマ」と、月を意味する「ルナ」を併せた造語。 物語は、女神達の支配のもと、月の周期に導かれる神秘的な島が舞台。女王プロスペラは、「再生」を願い、娘ミランダのために成人式を演出する。 そこへ、若い男たちの乗った船が漂着。ミランダはその中の一人、ロミオと恋に落ちるが、恋を成就させるためには、さまざまな困難を乗り越えなければならない…。シェイクスピアの「テンペスト」にインスパイアされた、というストーリー展開だ。

「ピーコック・ダンス」は、白いドレスを着た孔雀の女神が「愛の純度」を表すダンスを披露。 「セルソー・アンド・ウォーターボウル」は、天井から吊るされた輪を使い、月の神が乗り移ったミランダが、女性の妖艶さを表現する。 他にもジャグリング、綱渡り、段違い平行棒、ワイヤーアクションを駆使したパフォーマンスが次々と展開される。 また、日本人パフォーマーも出演。一輪車でスリリングなライディングを披露する境野智美(さかいの・さとみ)さんと友香(ゆか)さん姉妹だ。共に世界チャンピオンに輝いた実力派で、卓越したテクニックがシルクの舞台で冴え渡る。
 
Copyright (c) 2011 Japan Pacific Travel Service Inc All Rights Reserved