2日目はドライトルトゥガス国立公園に行ってきました。
ここは大西洋とメキシコ湾を結ぶ重要な拠点として考えられ、
1847年に島を丸々要塞として使用する為、建設が始まったそうです。
しかし、建設途中で要塞としての重要性がなくなり、牢屋として使用されたりしたそうです。
結局、30年ほど掛かっても完成はしておらず、今では国立公園として指定されました。
キーウエストの港からこの船で2時間ちょっとくらい掛かります。
ハリケーンが近かった(通り過ぎた後ですが)為、途中雨が降ったり、
波が高かったりで結構揺れました。
乗り物酔いをする人は酔い止め必須です。
約2時間後、天候もよくなり島が見えてきました。
キーウエストまで来ると海の色が全然違います。
バスクリンを入れているんじゃないか?ってくらいきれいなエメラルドグリーン。
青み掛かったところとか、潮の関係で濃くみえたりとかすごくきれいで、
まさに南国のリゾートって感じです。
砂は白くて、海は青かったり、緑がかっていたりと最高にきれいです。
水のきれいさを写そうと思ったのですが、波が結構あってきれいに撮れなかったので
ちょっと離れ小島の写真を。
国立公園や国定公園などに行ったときには必ず撮る看板です。
ここの要塞は入り口がここしかありません。周りは堀で囲まれています。
堀の写真を見れば分かりますが、
正面の出っ張りがこの入り口の橋を大砲で狙える様に作られています。
内側はこんな感じで全方向、同じ様なつくりになっています。
全ての窓口から大砲が撃てる様になっています。
一階と二階では大きさの違う大砲が設置されていたそうです。
他にも残っている施設で斜めに建てられているのが大砲の弾を窯で熱する建物。
右側から弾を入れると窯の中を転がって熱っせられた弾が左に出てくるという仕組みです。
当たった船の木材を燃やすなどの効果を狙ったそうです。
左のドームっぽい建物が弾薬庫。これも完成せず、一度も使用されていないそうです。
屋上にはやはり大砲が設置される予定だったのですが、
重すぎてここまで運んだのみで撃てるように設置はしなかったそうです。
この大砲は10インチ(約25cm)の弾を撃つのですが、射程距離が3マイルだそうです。撃てないけど...。
25トンもあるそうで、このタイプの大砲では最大級だそうです。
現在10台がアメリカに残っていて、内6台がこのように、この要塞の屋上に放置されています。
当時、どうやって運んだか?という質問にUFOが持っていったとガイドは冗談を言ってました。
ガイドさんがいろいろと説明してくれた後、自由行動。
いろいろ要塞を見て周ってきました。
この島では淡水が無いため雨水を溜める様に要塞の下には巨大な水槽がもうけられています。
柱の中を通って水が溜まるようになっているのですが、柱の中には砂が入れられていて、フィルターとしての機能を果たし、水槽にはきれいな水が落ちるような仕組みになっています。
よく、考えて作られています。
お昼くらいまで見て周り、ボートでランチ。
食後は島の周りをスノーケルで泳ぎました。
11月にスノーケルが出来るなんて思っていませんでした、水温も結構暖かく楽しかったです。
もう少し波が穏やかだったら、よかったのですが...。
LAの海は冷たいし、こんなにきれいじゃないし、とてもじゃないけどする気になりません。
昔はスキューバをしてましたが、水は冷たかったなぁ。
と、集合時間の2時過ぎまで海で遊んで、キーウエストに帰りました。
キーウエストには5時過ぎぐらいに到着。11月ともなると6時くらいには暗くなってしまうので、
その前に最南端のポイントへ。
というサインがありますが、よくよく考えてみると橋で繋げただけで島だからContinental USではないんじゃなのかなぁ。
と思うのは私だけだろうか?大陸としては繋がってはいるから正しいのかな?
それから閉まってしまいましたが、ヘミングウェイの家をちょっと見に行って、夕食へ。
折角、キューバからの人が多いところに来たので、本場のキューバ料理が食べたいという事になりました。
でも、ここでもコンクスープ。嫁さんが好きなんで。ちょっと前日食べたのとは味が違ってました。
メインは結構ベーシックなキューバ料理。名前は忘れました。
キューバ料理って結構すっぱいソースがかかってるんですが、
私はちょっと苦手なので掛かっていない物。
嫁さんはこのソースが好きなんでその味で全て決まり!満足してました。
料理されたバナナも最初は苦手でしたが、大分慣れましたね。
短い期間でいろいろしたいって事で、次の日の朝にはキーウエストを出てしまうのですが、
次回、来る機会があれば、もう少しゆっくりと過ごしたいです。