今回はワイントレインの内部の様子をお伝えします。
ランチの車両は3タイプあります。
*展望車両*
窓が大きく設計されていて、広々とした空間。列車の中では2階席になります。 2階へ向かう階段は展望車両のお客様しか行けないようになっていました。一般の方は展望車両のお席には行けないようです。完全に孤立したファーストクラス状態でした。ランチは4コースの料理がサービスされます。 $124.00
*グルメ車両*
内装は落ち着いたクラシック調。ランチは3コースの料理がサービスされます。
$94.00
*シルバラード車両*
創立者のビンセントさんの憧れでもあったカーボーイのグッツやウエスタンの装飾が施されている車両。お子様連れの方にも安心して参加いただける様にこの車両のテーブルにはテーブルクロスはセットされていませんでした。お料理もセットメニューではなくアラカルトで乗車中にご自身で注文して、車内で支払いになります。この車両はエアコンがなく、窓は開け閉めは自由にできるので、ナパの風を感じてもらえる車両でもある。$49.50(食事の料金は含まず)
***上記表示コース料金にワインなどの飲み物の料金は含まれておりません。
11時30分に全員のお客様が乗り込みゆっくりと電車が動き始めました~
列車は1時間30分掛けてナパ・バレー北にある町ST.HELENA まで行き、
折り返して復路1時間30分往復で3時間でナパのトレインの駅まで戻ってきます。
往復68キロ3時間の列車の旅。
私達は今回はグルメ車両コースを選択しました。
グルメ車両コースに関しては復路と往路で車両の移動があります。展望車両コースとシルバラード車両コースに関しては途中席の移動はありません。
又、グルメ車両は2シーティング制を設けています。この2シーティング制とは・・・
ファーストシティングとセカンドシーティングがありどちらかを選択します。
ファーストシーティングを選択した人は→ 往路で食事をグルメ車両で食べ、
復路ではラウンジ車両に移動してデザートとコーヒー又は紅茶を頂きます。
セカンドシーティングを選択した人は→ 往路でスープ又はサラダとお飲み物をラウンジ車両でとり、復路で車両を移動してグルメ車両にてメインのお食事とデザートをとります。
ラウンジ車両はこんな感じです ↓
これは4人掛けの席です。 ↓ 壁にはアンティークな絵が描かれていました。
列車は単線の為復路、往路は同じ場所を走り同じ席に座っていたら同じ側の景色しか見ることができません。しかし、席は全部指定席となっておりますが行き、帰りの景色の事が考慮されていて、グルメ車両とラウンジ車両では座る席がちゃんと反対側に座れるようにアサインされていました。両側の景色を楽しめるのはこのグルメ車両コースならでは体験できることだと思います。
(又、展望車両コースやシルバラード車両に座っていても、車内を自由に見て回ることはできます。)
ラウンジ車両にはワインテイスティングができる車両もあります。↓
この2シーティング制で沢山の人がどのように移動するのか? ちょっと心配でした。
しかし列車のスタッフはとても慣れていて、上手くお客様を誘導していてばたばた移動するような感じは全くありませんでした。 食事が終わったお客様から徐々に車両を移動していただくといういたってシンプルな形でした。
この2シーティング制にしているのは、沢山のお客様に温かい食べ物を食べていただく為の方法の一つだそうです。(一度に何百人のお客様に温かいものを出すのは不可能なので)
とても、食に対しての気配りが感じられます。
こんなに、食べ物に気を使っていることから、このワイントレインのお食事はとても美味しいと
評判です~
第4弾では食事の内容もご紹介しますのでお楽しみに!
ワイントレインのサイトはココ(日本語)
(記載料金は2009年11月現在の一般公示料金となります)